性器に尖ったイボが!?もしかして尖圭コンジローマかも!

2019年11月13日

身体のあちこちにいろいろな種類のイボが発生するのは、日常的によく遭遇するところといえます。紫外線や慢性的な衣類による刺激やウイルス感染など、原因は多彩です。とりわけ男性器に多く発生するイボは性感染症の一種、尖圭コンジローマの可能性があります。尖圭コンジローマとはヒトパピローマウイルス感染を原因に発生する多発性のイボのことです。女性器にも発症しますが、男性器の亀頭部分や冠状溝や陰嚢などに好発する傾向がみられます。他の部位に出来るイボとは際立って異なる特徴をもっており、表面はざらついてとげとげしい印象を与えます。外見はピンク色か褐色がかった色まで多彩ですが、イボ同士が凝集するように成長し、ニワトリの鶏冠やさらにサイズが大きくなるとカリフラワーのような様相を呈することもあります。特徴的な外観をもっているので比較的診断は容易ですが、自覚症状に乏しく見た目のサイズのわりには、軽いかゆみや疼痛などの軽い症状にとどまっていることも珍しくないようです。まれに自然治癒しますが、放置しておけば成長を続けるのが一般的経過なので、何らかの治療を行うことが必要です。腫瘍のサイズが大きく状態の悪化が想定される場合は、外科的に切除する手術やCO2レーザー照射などの治療が選択される場合があります。外科的に切除すれば肉眼的に確認できるイボなどは取り除くことが出来ますが、原因がウイルスなだけに手術をしても高確率で再発する傾向がみられます。尖圭コンジローマのサイズが大きい場合はガン化など悪化する懸念があるので、手術を実施するのはやむを得ない側面があります。しかし尖圭コンジローマ病変部がさほど酷くない状況なら薬物を利用して効果的にコントロールする方法もあります。尖圭コンジローマの外用薬として使用されているのが、ベセルナクリームになります。ベセルナクリームは有効成分にイミキモドを含んでいるので、イミキアドクリームの別名もあるほどです。イミキモドには塗布した部分の免疫機能を活性化する作用を持っているので、尖圭コンジローマの原因ウイルスの増殖を抑制する効果を持っています。イミキアドクリームのベセルナクリームは、副作用のリスクに留意する必要があります。人工的に塗布部位に炎症を引きこすように作用するので、患部以外に塗ると発赤や赤みなどの副作用のリスクが高くなります。使用法も通常の軟膏とは異なるので、使用法は順守することが必須です。