クラミジアの初期症状は無症状!性器に違和感を感じたら泌尿器科へGO!

2019年08月08日
緑のウィルス

現代の日本において性感染症と聞いてまず警戒するべきなのは、性器クラミジアになります。性感染症の中でも年間の新規感染者数が第一位を占めている事実ばかりでなく、潜在感染者数が相当な数に上ると推認されているからです。性行為が盛んな20代など若年者を中心に、年々感染者数を増大させつづけていますが、感染力の強さと性行為にかぎらず性的接触を伴う行為であれば幅広い行為が感染を拡大するリスクを有しているのが特徴です。強い感染力が感染者数の増加に拍車をかけているのが明らかで、特に20代に限定してみると、女性患者数は男性患者数を上回っています。クラミジアは男性でも女性でも初期症状に乏しく無症状のままの状態で経過することが珍しくありません。男性の場合は症状を自覚するとしても、軽度の尿道炎に止まる場合が多いとされています。尿道炎の症状は原因菌によって程度に違いが見られますが、クラミジアに起因する場合は、軽い排尿痛や違和感、尿道周辺の掻痒感程度で止まることが多く、本人も病識が低いことが一般的です。女性の場合はさらに無症状の傾向が強くなり、無自覚のまま不特定多数との間で性交渉を持っていることも十分想定されます。無自覚のまま経過している女性感染者数も含めれば、相当な数の潜在的なクラミジア患者が存在すると考えて間違いないでしょう。感染経路は性器の挿入を伴う性行為だけでなくても、性的接触があれば感染するリスクが高いため、性風俗に従事する女性と、それを利用する男性との間で無自覚のまま感染が拡大しているのが公衆衛生上でも大きな問題とされています。無自覚のまま不特定多数と性交渉を持つことは感染を拡大させるだけでなく、将来的には不妊症のリスクを高めることも意味しています。特に女性でクラミジア感染しても初期症状が乏しいことから、性生活が盛んな場合は定期的に検査を受けるのが理想的です。性行為に至らなくても、感染部位に接触すればクラミジアに感染するリスクは少なく無いとされています。それというのもクラミジア患者では性器だけでなく咽頭にも感染が確認される確率が高いとされているからです。
性器だけでなく口腔や目にも感染のリスクがあるので、検査で早期発見してしっかり治療して体内から原因菌を根絶することが必要です。クラミジアの診療科目は泌尿器科が一般的です。初発症状が尿道炎であることが多く、泌尿器科の領域だからです。もっとも、おりもの増加などの症状は婦人科でも対応可能です。